生石灰は焼成機構の優れたベッケンバッハ式重油焼成炉で高純度の水洗石灰石を焼成し製造されます。

消石灰は純度・反応性の高い生石灰を原料に独自開発による秩父式ハイドレーター（消化機）を用いて製造されます。

タンカル：炭酸カルシウムは高純度の水洗石灰石を粉砕・分級した製品です。

武甲山の秩父古生層から採掘される原石は、不純分が極めて少ない良質な石灰石です。

ロックマイティは石灰を主成分とし、無機系材料を適正に配合した固化材です。

A-ロックは短時間で効率良く酸性ガスと反応するため、吹き込み量を大幅に減らせます。

「鋼は滓（のろ）によって造られる」といわれる製鋼精錬手法のニーズから生まれたCaOベースの新しい精錬材です。

アグリライム72は粉体のまま防散処理を施した肥料用消石灰です。

従来の消石灰と比較すると使用量が半分で済み、スラッジを大幅に削減できます。

フローエースは高純度石灰石を原料にしたコンクリート用石灰石微粉末です。

鉄鋼の副原料として石灰は最も多く使われています。精錬材の主成分となり、溶鋼中の不純物を取り除きます。

ポルトランドセメントの製造に必要な主原料は、石灰石、粘土、珪石、酸化鉄原料、石膏であり、その中でも石灰石は最も多く使われます。

マグネシアを産出するために、消石灰を使って海水から取り出しています。

消石灰における毛根の弛緩、表皮組織の分解、コラーゲン繊維の分解、脂質の鹸化、汚染物質の除去等の効果があります。

紙やパルプを作成する際の排液からカセイソーダを回収するために生石灰が使われています。

不純物の吸着とろ過を容易にするろ過助剤として主に消石灰が用いられます。

石油化学工業において原料となるプロピレンオキサイドやエピクロルヒドリンの生成に消石灰が使われます。

ガラスの成分の１つ、CaOの原料としては一般に石灰石が用いられます。

粗飼料中のミネラル、特にカルシウム含量の変動は大きく、このため飼料への炭酸カルシウムの利用は効果的です。

石灰には酸性土壌を中和改良する働きがありますが、堆肥などの有機物の分解を促す効果もあります。

安価で安定した物性の石灰は、性質の安定した充填材として建材の分野でも広く利用されています。

交通荷重による舗装に弾力性を持たせるための性質にも優れています。

浄水処理工程で凝集沈殿装置に添加する消石灰には浄化を早める働きがあります。

工場等から排出される酸性廃水の中和や、ごみ焼却炉から排出される酸性ガスの除去に使用されています。

強度の低い土に生石灰等を混ぜ合わせて作られた強度の高い土は建物や道路などをしっかりと支えることができるようになります。